2016-05-4--17-09-06


2016年10月13日午後3時52分、タイのプミポン・アドゥンヤデート国王が88歳で崩御されました。
ステキタイランド事務局スタッフ一同、心よりお悔やみ申し上げます。

在位期間は70年、存命する世界中の君主で最長であったとのことです。

同日午後6時50分ごろ正式に発表され、タイは悲しみに包まれています。


日本でも大々的に報道され、外国の王様の訃報としては前例に無い規模なのではないでしょうか。
そこで初めてプミポン国王のお名前を知った方もいると思います。


日本の皇室とも関係が深く、天皇皇后両陛下も弔意を表されました。

天皇皇后両陛下は、14日午後、東京のタイ大使館に河相侍従長を遣わして、プミポン国王が亡くなったことへの弔意を伝えられました。両陛下が、このような形で弔意を表されるのは異例のことです。
 

プミポン国王はタイの各地で貧困撲滅のための事業を王室主導で立ち上げるなどし、国民の絶大な尊敬を集めてきたほか、日本の皇室とも親しい関係にあり2006年に行われた即位60周年を祝う式典には、天皇皇后両陛下が出席し、親交を深められました。
 


安倍総理大臣も追悼の意を表されています。

安倍総理大臣は、タイのプミポン国王が死去したことを受けて、哀悼の意を表すメッセージをプラユット首相に送りました。この中で、安倍総理大臣は「プミポン国王は、70年間の長きにわたり、タイ国民に敬愛されてこられた。国民の精神的支柱として、タイの目覚ましい発展と国民生活の飛躍的向上を主導されたことは、歴史的偉業だ」私自身、2013年にタイを訪問した際に、プミポン国王に拝謁し、東日本大震災の発生に心を痛められている様子に、深い感銘を受けた。わが国とタイの友好関係の発展に果たされた偉大な功績は、すべての日本国民に記憶されるだろう。英まいで心優しいプミポン国王の在りし日の姿をはるかにしのび、ここに謹んでご冥福をお祈り申し上げる」としています。
 




タイ国内の動きとしては以下の通りです。

プラユット首相は次の首相府布告を発表。

1. 全ての公的な場所、国営企業、政府関係機関及び教育機関は、10月14日より30日間半旗を掲揚する

2. 全ての公務員及び国営企業従業員、政府機関職員は、10月14日より1年間喪に服し、喪服を着用する。その他の国民は適切な服装とする

3. プミポン国王陛下の写真や肖像は、王室の認可を得たもののみ掲載する

4. プミポン国王陛下の写真や肖像に文字などを重ねることは不適切であるため、行わない

5. プミポン国王陛下の写真や肖像を自身のプロフィール写真にしたり、SNSなどでシェアしない。見つけた場合には、速やかに通報すること

6. 認可を得たプミポン国王陛下の写真や肖像に変更を加えたり、文字・名前などを入れてはならない。こうしたものを見つけた場合には、すみやかに通報すること

7. 全ての娯楽施設・イベントなどは、許可されるまで控える

 
一般の国民には娯楽的活動を30日間自粛するよう呼び掛けています。
これまで、国内で軍事クーデターなどが起き、政治的対立もあるタイですが、
度々プミポン国王が自ら仲裁するなど、「平和の要」的立場でもありました。

その柱を失った今、タイに住む人々、またタイを訪れる人々にとって
情勢や治安の成り行きが不安ではあると思います。

しかし、一方で経済活動は継続しようとしています。


今は喪に服す期間として、まずデモやクーデターの動きはないと思いますし、
その後そのような動きがあったとしても、
日本人が皆日本に帰り、避難しなければならない事態になるとしたら、
タイの経済は破綻してしまいます。
そこまでの状態になるとは考え難いです。

以前ブログでも記述の通り、日本人の子どもたちも数多く住んでいるバンコクです。
バンコクの治安。危険なのか?安全なのか?
 
 
急に危険な地域に変貌することはありませんので、これからタイに来る方、移住をお考えの方はご安心ください


もちろん、外国にいるのだという意識を忘れず
情報収集をしながら危機管理をしていく必要は今まで通りあります。


私は今回のことで、プミポン国王の言葉やエピソードから感銘を受けることが多く、
国王を愛するタイ国民の気持ちを知る機会となりました。

こんなに国民に愛されている国王、世界にどのくらいいるのでしょう。

外国人である私たちが仕事をし、何不自由なく生活し、
楽しく暮らすことを受け入れてくれるタイ。

そんなタイを創り上げていき、70年もの間守り続けたプミポン国王。

国民の父と呼ばれていますが、タイ国民だけでなく、タイを訪れる人皆の父と言えるでしょう。

なぜか近しい人が亡くなったような悲しさがあります。
数年タイに住んだだけの私でもそう感じるのですから、
幼少期から国王の言葉を聞き、活動を見て尊敬し続けた
タイ国民の皆さんの悲しみは計り知れません。


どうか、タイ王国一丸となり、悲しみの上に立ち上がり、
微笑みの国でありつづけるよう願っています。 






SutekithailandWebShiryoToiawase